BBIQ 光電話とPOSシステム

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貴重な経験をさせて頂きました。


通常ならば個人情報に関わりがでますのでご案内するのも躊躇するのですが、今回の経験はそれを上回るのではないかと思う程の内容でしたので了解を得て報告させていただいております。



要望は　

BBIQの光でんわに変更したいのだが、POSレジがちゃんと作動するようにお願いしたいと事です。



今はやりの　ひかり電話

これに電話回線を変更の方も多いと思いますがお店によくある「POS　レジ」の場合、なかなか光でんわに変更できません。

似たシステムでG-CAT　（クレジットカード端末）も電話回線を使うものが殆どですが、G-CATの場合、９割NGと思った方が良いです。
ひかり電話には対応している端末は少なすぎます。


まず、NTTにしろ電力系の光提供会社にしろ動作NGが基本となってます。

よって、問題ないかどうかは繋いでみないと分かりません！

という事になりますが、ご商売をやられている方々ですとそれじゃ困るのでやらない方々が殆どだと思います。


そんな中、やってみよう～　というある１件のお店さんが居られ、貴重な体験をさせていただく事になります。


当然、こちらでも出来る限りの下調べをしてのTRYです。。。

問題のPOSは資生堂さんのPOSレジで　「TWIN　POS　2500」

資生堂さんの商品を取り扱いされているお店には殆どがこのPOSレジをいれられていると思います。


要はこの　TWIN　POS　2500　が光でんわに動作すれば問題ないのです。


早速、メーカーさんに問合せして見ますが、メーカーさんも通信関係はハッキリ把握していたいので変更はお薦めしないと言う姿勢です。

ただ、資生堂さんはアクセスポイントを少しだけ教えていただいたのでそれで判断します。



通常の設定の場合だと、全国同じ番号で繋がる所謂ナビダイアル番号に設定されています。

これだと当然　NTTのメタル回線（通常の電話回線）意外は接続が微妙になります。

NTTのひかり電話であればひょっとしたら繋がるかも知れませんが現在ではまだNGではないでしょうか？？？


勿論、固定電話といえど「おとくライン」「メタルプラス」も繋がらない番号となっています。

今回のBBIQ光電話はどうかというと基本繋がらない番号です。




そこで資生堂さんに詳しくお尋ねしたところPOSレジの設定を変更すればその他に0570の番号と通常の市外局番の番号が存在すると言うことです。



おお～！

可能性が一気に高まりますが、ここにも壁が・・・




設定変更すればひかり電話でも繋がる可能性は一気に上がりますが、その設定変更はPOSレジのメーカーであるNECがやるということ。

そしてそれには変更手数料　￥１万円　が必要なことです。



可能性は上がりましたが、あくまで可能性が上がっただけの話で確実に繋がる保障はありません。



保障のないものに￥１万円の投資は・・・



殆どのお店はこの段階で諦められるのです。。。


ただ、私的には掴んだ情報と今までの勘で繋がる予感がするのですがこれ以上は進言できません。


更にこのお店にはもう１つ　動作に影響を来たしそうなシステムが。

これも資生堂さん関係のシステム機材だそうで、商品発注に使われてるそうです。

ハンディー端末でおしりから電話線を繋いで注文作業をするそうです。

お店の方曰く

「POSレジよりもこちらの方が当店の重要度は高い！」との事


こちらの方の影響は大きそうです。


こちらも当然調べます。




　ECOS　21　　富士通製

こちらは富士通さんの機械でこれも格方面に確認やら情報探りやらで調べ上げます。

その結果は、こちらはアクセスポイントが３つ用意されていて、１つ目に繋がらない場合は自動的に２つ目、３つ目と繋がるそうです。

さらにそのアクセス先も通常の市外局番となってます。




う～ん、こちらの方は問題が出にくい感じです。




これら調べ上げた情報をまとめるとイケソウな感じはします。

ただ、POSレジの設定変更で￥１万円の出費が必要となります。




お店の方はそれであれば一応TRYしましょう！ということに。。。



とても珍しいお言葉です。

エンドユーザーさんがこういう選択をされるのはとてもチャレンジャーな選択です。



そうであれば、もし何かあった場合でも、極力最低限の被害で済むように段取りをします。


後は問題が無いことを祈るばかりでその期日がせまります。






BBIQの工事の日が訪れ、工事事態は問題なく終了。

問題の　TWIN　POS　2500　の設定変更は保守メーカーの　NECさん　がひかり電話工事同日に来るのを避けさせてほしいと言う事で明日になってます。

まあ、メーカーさんからすれば落ち着いてからやりたいという事なのでしょうが、TRYしている状況とこれからも増えるであろうネット環境の１つなのでもう少し頑張ってほしい感じはしました。





もう１つのハンディー機　ECOSー21　は今日の段階でも試せるので早速試してみます。

先ほども書いたようにお店からするとこちらのハンディー機の方が重要度は高いものです。


いつもの様に発注作業をしてもらい、終了画面がでるかどうかをお店の社長、奥さん、息子さん、私、共々待ちわびます。


いつもより時間がかかり、やってしまった！　感が。。。






暫く放置しているといつの間にか終了画面がでたそうです。



よかったよかった！！



一同、ホッとしたというか・・・　なんとも言えない喜びの顔で今日を終えました。

明日は　TWIN　POS　2500　です。





翌日　NECの設定変更時刻から少し遅れてお尋ねすると・・・



ありがとうございました。。。

POSの方も問題なく繋がります。。。






お～　良かったです。。。




これでこちらのチャレンジで少なくとも　BBIQ　光電話と資生堂のPOSレジ　TWIN　POS2500は設定変更に費用がかかりますが光電話で作動します。

富士通製の　ECOS　21　は設定変更もなく作動することがハッキリと検証できました。


これを何かのきっかけでお読みの方々。

これを１つの成功事例として参考にしてください。